宿泊施設の満足度は、お客さまの年齢や、お友だち同士の構成、旅行前からの期待度、施設の内容で大きく変化します。
宿泊施設の客室が多く、館内に大きな温泉や売店などがある旅館に満足される方や、家族やグループ内で、プライベートを重視して、露天風呂付の部屋で満足される方などさまざまです。
最近の傾向は、「どうせ旅行に行くなら、多少高くても良い所に宿泊しよう。」という方が多くおられます。
当社も、「多少、宿泊費が高くても、満足のいく良い旅館を紹介してほしい。」と言われた場合は、北陸地方なら和倉温泉の「加賀屋」、北近畿なら城崎温泉の「西村屋ホテル招月庭」や山陰地方なら玉造温泉の「佳翠苑皆美」を、最初におすすめしています。(すべて、
日本海側ですね。)
帰ってこられたお客さまから話しを聞くと、料理の味、施設の充実、おもてなしについて、すべて満足されています。
特におもてなしについては、お客さまに従業員の方が平等に同じ内容のサービスをするのはあたりまえですが、さらに、ちょっとした気配りをしてもらったことに感謝や感動をされています。(言いかえれば、お客さまとの少しの会話で、従業員の方がお客さまの要望や思いを察し、いち早く実行されているということです。)
やはり、そのようになるのは、実践を積み、熟練していかないとできないことだと思いますが、基本的には、お客さまの立場になって考えられるかどうかだと思います。
やはり、思い出の残る宿泊施設とは、施設の従業員さんとお客さまが、どれだけの交流
(会話)ができたかどうかということかも知れません。
チェックインをするときに、フロントで施設側からの一方的な説明を聞く以外に、館内で過ごしている最中に、ほかの従業員さんとの交流で、おもてなしの心を感じるお客さまが
増えてきていると思います。
まさに、「ONE チーム」ですね。
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