7月22日から始まったGOTOキャンペーンですが、ひん死状態の観光業界は、万全な感染防止対策をして効果を期待していますが、新型コロナが感染拡大している今は、旅行者は旅行気分になれない日々が続いています。
つまり、車の運転で例えるなら、観光業界は「アクセル」を踏み、旅行者は感染状況を見て
「ブレーキ」を踏んでいる状態です。
確かに、観光業界は売り上げの激減で、特に、規模が大きな事業者ほど、倒産もままならない状況であります。
当社の状況は、おかげさまでGOTOキャンペーンの恩恵を受け、マイカーで近場の高級旅
館に宿泊する家族連れが多く、食事は「部屋食」かつ「露天風呂付」の部屋に人気があり
ます。(館内施設に期待している状況ではありません。)
最近は、それよりも、宿泊施設の安全対策を聞かれるお客さまが多くなっています。
だから、当社も直接、宿泊施設に問合わせて、説明される方の意気込みで判断し、お客さま
に返答しています。
(宿泊施設も決められたガイドラインで対策をされているのですが、よりきめ細やかな対策をされている宿泊施設ほど、説明される方の自信を感じます。)
旅行は、早くても1か月先を計画されるのが一般的なので、今なら9月以降の予約を頂戴しています。ただ、GOTOキャンペーンは、来年1月31日で終了予定なので、あと6か月しかありません。
何とか、この先「ブレーキ」を踏まない状態になると良いのですが、多分、「ワクチン」が開発、投与されるまでは、「コロナ」と共に生活することが求められます。
明るい出来事をきっかけに、新型コロナへの意識が「安全な方向」になれば、人々の行動も一気に変わり、経済活動も以前のように活発になると期待しています。
GOTOキャンペーンは、国の経済対策であり、一定の効果をだす必要がありますが、
立場によって、いろんな考え方があって、みんなの意識が同じ方向でなく、苦境にたたされ
ているのも事実です。
ただ、「アクセル」を踏む側も、「ブレーキ」を踏む側も、地域の感染状況や医療体制、
各県の知事さんなどの発言などから、十分、今の状況をは握し、慎重な行動をされています。(このような旅行者は、新しい生活様式を守った旅行をして、楽しんでおられると信じています。)
今、必要なことは、みんなが新しい生活様式のルールを守り、一生懸命がんばっている一方で、これらを守らない旅行者に対し、「来訪お断り」というメッセージと、断る勇気をもつことで、厳しいようですが、観光地も「来訪者」を選ぶ時代が来ているのではないでしょう
か。
みなさんはどう思われますか。
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