新型コロナの感染拡大が続く今年5月くらいから考えていたことがあります。
それは、秋になったら県内の近場を巡るバスツアーを実施して、お客さまに少しでもストレ
スを和らげてもらおうということです。
当社は、今、旅行会社の社会的責任として、このようなことを考えており、その実現のために、いろんな情報収集をしたり、広告宣伝費などの捻出のために、国や県の補助金等を探し、申請に必要な企画書を作成し、採択されるように努めてきました。
おかげさまで、その甲斐あってツアーの企画をはじめ、補助金等の採択も受け、募集も順調
に進み、さらに、10月から全国的に緊急事態宣言も解除され、10月以降は、楽しみながらバスツアーを実施しています。
とにかく一人会社なので、準備から当日までの細かな作業はたくさんありますが、間違えないようにチェックしながら進めています。(忙しいけれど、決して苦痛ではありません。)
特に、主催のバス旅行(募集型企画旅行)は、募集しても応募がなければ、がっかり気分で、毎日を不安な気持ちで過ごすことになります。
幸い、当社は運が良かったのか、10~11月にかけて8本の主催バス旅行を企画したところ、7本がすぐに満員やほぼ満員状態になり、催行を決定しています。(応募が少なく、実施できなかった1本は、さつまいも収穫体験バスツアーで、すぐに発想を切り替え、さつまいも収穫のみにして実施しました。)
実は、お客さまの傾向は、50歳以上の女性が多く、今回もこの年齢層が良く見ている情報新聞に広告掲載したところ効果はバツグンでした。(この情報新聞が配布されない市町には、別の媒体に広告掲載して効果がありました。)
とにかく、企画したバスツアーがすぐに満員になると嬉しく、気持ちも高揚し、その後の事務作業も一括して計画的にすることができます。(集まらないと毎日がやきもきです。)
なので、今はどのようなバスツアーに人気があるかと分析したところ、
①参加者同士が話せる、地元の人から話を聞けるバスツアー(ただし、専門的な知識を求
める人は少ないので、浅く広い説明で良いと思います。)
②ツアーの行程に、「見る」、「食べる」、「遊ぶ(体験する)」のすべてが含まれ、それ
ぞれがこだわりの内容であるバスツアー
③帰着は、日が明るいうちに戻り、旅行代金は10000円未満のバスツアー(今の時期は、
事業継続のために赤字する必要はありませんが、利益率を少なくして旅行代金を手ごろ
な料金に設定すること)
④大手旅行会社が企画できないコースにして、買い物は立ち寄り手数料などを頂戴で
きるような施設ばかりにしないこと。(お客さまに飽きられています。)
以上の内容なら、お客さまのストレスを解消できるバスツアーになると思います。
当社では、今年は11/27の「うなぎ一匹グルメバスツアー」(既に満員)で終了しますが、
来年1月~3月にかけて、6本のバスツアーを計画しており、まずは、その受付を12/1と
12/6に分けて実施します。
イチ押しは、「2/5(土)のみそ作りと冬野菜買い物ツアー 5000円 12/1~受付」と
「1/30(日)の日野で郷土料理を楽しむツアー 5500円 12/6~受付」です。
このほか、人気の「近江八幡でパンや和菓子など買い物ツアー」などもありますので、
このホームページの「バスツアーのご案内」をご覧ください。
とにかく、毎日、自身が楽しみながら、かつ、手配などは慎重にしながら、バスツアーを
実施しております。
来年2月から「GOTOトラベル」も始まるようで、観光業界はいよいよこれから活気づく
ことを期待しています。
写真は、1/30(日)の日野で郷土料理の楽しむバスツアーの昼食
鯛そうめんや鰤のぬた(塩づけ)、白あえ、ちらしすしなど手づくりばかりです。
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