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発想の転換が必要な観光産業。

shiganotabibito

新型コロナウイルスの影響で、観光産業は大きな打撃を受けましたが、緊急事態宣言が徐々に解除されていく中で、観光産業を以前のような状況まで戻すことは、しばらく時間がかかくると思っています。

動向として、これから6か月~1年は、自宅から近場の観光地に行く人が増え、1年後あたりから徐々に遠方の観光地に行く人が増えてくると考えており、外国からの観光客(インバウンド)に期待するのは、3年後あたりからだと思っています。

だから、インバウンドに頼っていた事業者は、国内向けに転換する必要があります。

観光地についても、しばらくは県内の人や、自宅から1~2時間程度離れた来訪者で賑わうと考えますので、観光に必要な3要素「見る、食べる、遊ぶ(体験する)」の内容を検討し直す必要があると思っています。

観光は、非日常的なことを体感して心身をリフレッシュすることが大きな目的の産業なので、観光客のニーズに合った内容を提供することが必要です。

例えば、宿泊施設で提供する食事などは、これまでは遠方のお客さまなどが多かったので、

できるだけ地元産の食材を使用することを「魅力」としていましたが、これからしばらく

は近隣の方が利用すると考えられるので、食べ飽きていることも考え、発想を大きく転換

して、地元に無い食材が食べられる料理を提供することも一案だと考えます。

滋賀県内の旅館に宿泊すれば、北海道や九州、沖縄の新鮮な食材を使った夕食が食べれる

プランをつくればどうでしょうか。(逆に、北海道で、近江牛肉が食べられるようになれ

ば、流通形態も変わると思います。)

これから6か月~1年ほどは、旅行客は遠方への旅行を様子見しますので、ちよっとしたアイデアだと思いませんか。

新型コロナウイルスをきっかけに、私たちの生活様式も変わろうとしています。

観光客の動向に合わせて、提供する内容を変化させていくこと、まるで戦後の高度成長期

から発展してきた観光産業の歴史を振り返り、それを今の時代に合った方法で再び実践す

ることが、復活への道しるべになるのかも知れません。

やはり、「歴史は繰り返される」のですね。

当社「滋賀の旅人旅行倶楽部」も、お客さまのニーズに合わせた旅行商品を提供していきたいと思っています。

がんばろう日本!!



 

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