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着地型旅行が普及しないワケ「1」

最終更新: 2019年12月2日

旅行会社がある地域の人たちを北海道や九州などに旅行に出かけてもらうことを「発地型旅行」と呼びます。旅行会社がある地域に、旅行に来てもらうことを「着地型旅行」といいます。旅行会社が企画するときに難しいのは「着地型旅行」です。地域にどんな魅力があり、

来られた方にどのような感動を与えるかという企画が勝負となります。

旅行業界では、従来からの「発地型旅行」のほか、「着地型旅行」にも力を入れようとするのですが、これがなかなかうまく普及しないのが現状です。

おそらく、旅行会社は、地域にどのような観光資源(人やモノ)があるのかを知らないのだと思います。

それと、地域住民との交流も少なく、企画のリスクや利益率などを考えると「着地型旅行」

の実施はかなり厳しいと思います。

当社「滋賀の旅人旅行倶楽部」も、地域を活性化させようと、開業当時は「着地型旅行」を

中心にいろいろ企画していましたが、持続可能な経営を考えると難しく、途中で「発地型旅行」の業務を主に考え、年に数回は「着地型旅行」も企画することにしました。

現在は、当社主催の「大人のええもんツアー(ハイキング)」の名称で体験観光を着地型旅行として実施しています。

「着地型旅行」を「募集型企画旅行」として実施する場合、一番、経費がかかるのは、募集のための広告宣伝費です。万一、予定の人員が集まらなければ、せっかく企画した旅行が催行できないというリスクがあります。

だから、一度、参加していただいたお客さまがリピータになり、さらに口コミで広がっていくことが効果的と考え、それに努力しています。

当社の場合、これまで「大人のええもんツアー」を18回ほど実施していますので、リピータさんもできましたが、もっと幅広い地域からの参加者を増やすことが課題です。

あと、最初のうちは「着地型旅行」で儲ける(高い利益率を求める)ということを考えてはいけません。それ以前に、地元に住んでいる方との信頼関係を築くことが大切です。

どんな事業でも同じですが、お互いの信頼関係を築けたときに、「連携する」という言葉が使用できるのだと思います。

旅行業界は、ネットの普及で大変な状況にありますが、ひょっとすると「着地型旅行」の

実施は、地元の方と連携でき、新たな発想や顧客開拓になるのかもしれませんね。















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