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shiganotabibito

GOTOキャンペーンで生き残れる宿泊施設。

更新日:2020年8月4日

先日、滋賀県内の旅行会社を対象に、午前中、「GOTOキャンペーン」の説明会がありました。

私は、しくみなどを事前に勉強してましたので、どうしても理解できなかったところを質問

して納得しましたが、旅行会社によっては初めての説明会だったので、質問内容にも温度差がありました。

午後からは、北陸、中部、南紀、山陽方面の宿泊施設やバス会社の方など約50社の方との商談会(施設側からの説明会)です。

約50社の方がコーナーに分かれ、われわれ旅行会社が話を聞きに巡回するという方法です。

特に、宿泊施設の方は、限られた時間の中で、まずは、新型コロナウイルスの感染防止策を説明されましたが、旅館によっては、さらに強調して徹底した独自の防止策を説明されたところもあれば、宿泊プランや部屋の仕様などを説明されるところもありました。

私が感心して印象に残ったのは前者の方で、フロントでのチェックイン方法を写真で示したり、館内のお風呂などの混雑状況などをスマホで知らせたり、食事場所のレイアウトを、以前と現在のレイアウトの違いを図面で表現したりと、すべてが一目でわかる専用パンフレットを作成されている旅館でした。

お客さまや従業員が「絶対に、旅館内で感染があってはならない。」という意気込みが感じられ、徹底した安全対策をされていることが実感できました。

今の宿泊施設に必要なことは、「安全で安心」して利用できるようにすることで、感染防止

対策を十分にできている施設が、今後も生き残れるのかもしれません。

ただ、防止策をすればするほど、その整備費や人件費が高くなりますので、新しい生活様式の中で、何に力を入れ、何を省略化するかを判断していく必要があります。

確かに、ほとんどの宿泊施設の営業マンからは、経営面で「悲壮感」を感じました。

旅行会社では、今は団体客の送客は無理でも、家族連れやグループ旅行は依頼が増えていますので、感染対策を頑張っている宿泊施設をおすすめしようと思っています。

今日から8月。

新型コロナウイルスの感染が拡大していますが、これによって旅行を敬遠するのではなく、

一方では、万全の感染防止対策をしてお客さまをお迎えする準備もできていますので、新しい生活様式で、「GOTOキャンペーン」をうまく利用してください。

がんばろう!日本



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