7月22日から「GOTOキャンペーン」が始まって、早1か月が経過しました。
政府もこの1か月で約420万人が利用があったと発表しています。
確かに、当社も国の機関に登録して、GOTOキャンペーンが始まってからは、8月~10月
の旅行依頼が増えたのは事実で、観光業界では歓迎と期待するキャンペーンです。
ただ、旅行形態としては、家族連れなどで、マイカーで2~3時間程度の観光地や温泉に行く人が多く、JRや飛行機を利用して旅行する人は、まだまだ少ないと感じています。
反面、一人あたりの旅行単価は高く、宿泊なら「部屋食」で「露天風呂」付という施設に人気があり、できる限り他のお客さまと接触しない中で、仲間同士で、非日常的な生活を楽し
みたいという傾向があるのではと感じています。
しかも、GOTOキャンペーンを利用すると、1泊2食付きで40000円の高級旅館でも26000円とかなりお得になるのですから、「この機会」にという気持ちがわかります。
このことは、星野リゾートの代表が話されているように、「まずは近場で観光することから始めよう」というマイクロツーリズムの傾向がはっきりと表れています。
以前から「安近短」という言葉があり、安くて近場で短期間で行ける旅行のススメなるものがありましたが、今は「高近短」で、高くても感染予防対策がしっかりされ、近場で短期間
で行く旅行に人気があると思います。
私も、今は自宅から近場の観光地、もう少しコロナが収まれば(安心できる雰囲気になれ
ば)、飛行機などを利用した遠出の旅行、海外旅行が本格的に再開するのは3年後以降と
思っています。
それと、観光地もしばらくは「自然」を楽しめるところに人気がでてくると思います。
例えば、ここでしか見られない朝日や夕日、四季を感じる景色、山頂からの風景などです。
これらの風景を、陸地からでも船上からでも見られたら感動するのではないでしょうか。
言いかえれば、昔にながらの文化や慣習が残る「ノスタルジックな観光地」に注目が集まるのかもしれません。(1970年代に、国鉄が宣伝していた「ディスカバージャパン」キャンペーンを思いだします。)
ところで、私は、今の状況なら、JRや飛行機を利用することもすすめています。
このような交通機関は、「密室」状態と思われがちですが、実は違います。
換気力も高いし、今なら、めちゃくちゃ空いているのです。
JRさんには申し訳ないのですが、新幹線なら、ほぼ貸し切り状態の車両もあります。
だから、こんな機会だからこそ、コロナと共存する「新しい生活様式」で旅行されません
か。
すべては、「あと一歩、前進するあなたの勇気」が必要です。
GOTOキャンペーンは、来年1月31日までです。
まもなく9月になりますが、11月からは「カニ」シーズンに突入します。
GOTOキャンペーンを利用して、ワンランクアップの「カニ料理」を食べに行きませんか。
カニ料理は、おしゃべりが少なく、もくもくと食べる傾向がありますので、自然と新しい生活様式で楽しめると思います。
山陰、丹後、城崎、北陸方面の日本海側がおすすめです。
ご予約は「滋賀の旅人旅行倶楽部」へ。
Comments