まず、みなさんに知ってほしいこと、それは、観光産業は「総合産業」であり、それに携わる人の裾野は大変広いということです。
最近、コロナで医療への対策がクローズアップされていますが、落ち着けば、経済対策として、ぜひ、観光振興に力を注いでほしいと思います。
今は「GOTOトラベル」が停止されていますが、再開されると観光振興に間違いなく連動し世の中が活気づきます。
旅行会社や宿泊施設、交通事業者、お土産屋さんだけでなく、飲食店、生産者、さまざまな商品やサービスを提供する会社、道路整備などの土木関係会社などまで、あらゆる産業が恩恵を受け、活性化することになると思っています。
つまり、「観光産業」は、これらの業務に携わっている人が非常に多く、雇用の創出にも期
待できるということです。
観光産業は、すべてが「1+1=2」になる仕事ではなく、いろんな知恵や発想を形にできる産業です。
なのに、私は、なぜか一般的に「観光」や「GOTOトラベル=旅行」という言葉は、
「遊び」、「癒し」、「娯楽」などの産業として軽く思われがち(そのように思うのは私だけでしょうか?)なのが残念でなりません。
「観光」する行為は、人間が生きていく上で、必要不可欠なことであることは間違いありません。
さて、今日から2月になりましたが、みなさんの努力のおかげで、全国的にもコロナの感染は少し落ち着いてきたかなと思っています。
また、今週中には「非常事態宣言」の継続や解除の動向が見えてきて、その対応によって私たちの日常生活も少し変わりますが、宣言が出ている限り、宣言がでていない道県でも同様の動向があり、観光や飲食店などの活性化には期待できません。
ただ、心配しているのは、「非常事態宣言」が2月末や3月上旬まで延長されると発表された後に、さまざまな業種のお店が、どこまで耐えられるかということです。
これまで頑張ってきたのですから、国・県・市町の自治体などは、現状に見合った対策をしてほしいものです。
次回のプログには、「着地型旅行について」書いてみます。
ところで、楽しい情報を一つ。
「大人のええもんツアー」のページをご覧くださいね。
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