最初に、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で被災されたみなさまに心より
お見舞い申し上げます。
さて、コロナが収束して、観光産業は着実に回復していますが、反面、観光産業に従事する人手不足に悩まされているとニュースが伝えています。
もともと、観光産業は世の中が平和であるからこそ成り立つ業種で、コロナのような流行や災害などが発生すると、すぐに影響を受け雇用が安定しないのも事実で、軟弱な産業です。
だから、例えば、旅行業、運輸業、宿泊業、土産物店、飲食店などにプロフェッショナルが育ちにくく、ほとんどがパートさんやアルバイトさんで補っているのが現状です。
このような状況では、観光産業で大切な「おもてなしの心」を醸成していくという方向性や目標は、現実的には程遠くなっていくと考えています。
先日もある飲食店で代金を精算するのに、店の出入口のレジで店員さんが言った金額を自動精算機で支払っていた時、手続きしているうちに店員さんがレジからいなくなって、別の仕事をしているということがありました。みなさんは、このような行動をどのように思われますか。
私の考え方が古いのかもしれませんが、「おもてなしの心」を考えると「人手不足とIT化
で、今後、おもてなしを感じられない店が増えていくのかな」と寂しい気持ちになりました。
ということで、2024年の当社は「お客さまとコミュニケーションを大切にした」旅行会社をめざします。当社のお客さまは55歳以上の方が多く、最近のIT化にまだまだついていけない人が多くいます。
時代と逆行しアナログ式ではありますが、現実を重視し、そのようなお客さまにも、やさ
しくわかりやすく対応できる旅行会社でありたいと考えています。
また、当社が企画する日帰りバスツアーも積極的に実施していきます。
現在、5月までのバスツアーを企画しました。
5月までの実施日、旅行代金、募集開始日は、この前のブログ「次回のバスツアーは2月
から。」をご覧ください。
なお、直近で募集するバスツアーの詳細は、このホームページの「バスツアーのご案内」ページをご覧ください。(今後、募集していくバスツアーは、随時掲載していきます。)
特に、4月は 「舞鶴」方面、5月は「名古屋」方面と、新企画で少し遠出を予定していま
す。お楽しみに。
なお、これまで当社のバスツアーにご参加、問い合せなど頂きましたお客さまには、
1/10に「今後のバスツアーの募集ビラ」を郵送させていただきます。
今後もよろしくお願いいたします。
Comments