• shiganotabibito

「着地型旅行」に旅行会社が参入できる余地とは。

前回のブログで、旅行会社が「着地型旅行」を実施しないワケを記述しました。

私は、「着地型旅行」は、地域の観光資源を、みんなが協力して磨き「観光地」にしていく

ことが大きな目的だと思っています。(言葉では簡単ですが、相当な努力が必要です。)

観光地になれば、ツアーコースに組み入れられたり、観光客も増え、地域が活性化し、経済も潤うというしくみが確立しますが、それを達成するには相当の「ヒト、モノ、カネ」が必要です。

私は、「着地型旅行」の考え方には、個人的にはやりがいを感じて賛同しており、会社とし

ても「発地型旅行」をしながら、「着地型旅行」も取り組むようにしています。

それと、「観光資源」が「観光地」に成長した時は、目的を達したので、その地域の「着地

型旅行」は減少しても良いと思っています。(持続させるために、次にやるべきことが、新たにでてくるからてす。)


さて、現在、「着地型旅行」の現状ですが、旅行会社が主催でなく、地域の団体やグループ

などが主催しているものは結構多くあリます。

例えば、着地型旅行ばかり掲載されている「JRふれあいハイキング」という冊子が、JR西日本の各駅で配布されていますが、観光団体、まちづくり団体、健康推進団体などが企画(主催)されたハイキングなどが掲載されています。

参加者の発着地はJR各駅で、ほとんどがハイキングしながら、道中の史跡や社寺仏閣など

を見学し、昼食はお弁当持参、参加料は無料または資料代や保険代として500円~1000円程度が必要というものです。

JRにとっては、集合地までの往復の運賃が収入となり、企画者(主催者)は、参加者の募

集をこの冊子に頼ることになりますが、掲載料は無料です。

私は、鉄道事業者が募集し、地域が実施するということで、うまく連携している事業だと思

っています。

また、この事業の大きな特徴は、企画者(主催者)は、旅行業法に抵触しない方法で企画を

していることです。

全行程を徒歩(ハイキング)なら抵触しないし、一定の区間を路線バスを利用する場合も、参加費に路線バス代を含めずに、別途、現地で自己負担という形式にして、抵触しないようにしていることです。(参加費に、路線バス代を含めると、旅行業法に抵触し、旅行業登録

をしている「旅行会社」しか実施できません。)


では、このような「着地型旅行」以外に、旅行会社が参画、実施できるものはないかと考え

ると、利用者の利便を考え、JR駅を発着地とし、旅行会社の営業所がある市町と隣接する市町の観光資源や観光地などを巡る「バスツアー」です。(専門的には、「地域限定」や「3種」の旅行業者が「募集型企画旅行」をできるようになった範囲のバスツアーを実施す

ることです。)


観光バスを利用して、バス代も含めた旅行代金を頂戴し、不特定多数を募集するというツアー(募集型企画旅行)は、旅行業法が適用されますので、旅行業登録をしてる「旅行会社など」しか実施できません。

当然、バス代のほか、入館料、昼食代なども含めると、一人あたりの旅行代金は、7000円~10000円くらいになります。

観光バスを利用するメリットは、ハイキングよりも広範囲に周遊できるということで、新たな客層と顧客がつくれると考えています。


ここから地域の旅行会社の力量が問われます。

いわゆる、旅行代金以上の魅力を感じられる「見る・食べる・遊ぶ・体験する」という要素

がある企画をする必要があります。

そのためには、旅行会社だけで考えるのではなく、費用負担も含めて、地域の団体や関係者

などと連携することが大切です。

前回のブログにも書きましたとおり、「着地型旅行」は、観光地でもないところに、観光客

を集めようとするのですから、募集することも大変な労力が必要です。

だから、募集する行為は、もっと上部組織などから一括して募集してもらえるしくみを構築

したり、募集経費(広告宣伝費)を、全額、助成してもらえるなどの支援があれば、少しで

も多くの旅行会社が「着地型旅行」に取り組めると考えています。

最後になりますが、旅行会社も参画して「着地型旅行」を成功させるには、それに関わる人

たちの役割分担と、何らかの「儲ける、儲かる」メリットを作ること、それと、その旅行会社の熱意です。


次回は、「着地型旅行」の募集アイデアなどを書いてみます。


ところで、情報を一つ。

現在、当社では、3/7(日)に市内を、3/13(土)に隣接市町の観光資源や観光地を巡る

バスツアーの参加者を募集しています。(着地型旅行)

ホームページトップの「大人のええもんツアー」をご覧ください。

同情するなら参加してね!!!




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